近頃人気のふんどしショーツについて

近頃人気のふんどしショーツについて

ふんどしショーツは、日本の伝統的なふんどしの要素を取り入れながら、快適なショーツとしての機能を提供する近代的なアンダーウェアです。その独自のデザインと優れた利点から、ふんどしショーツは世界中で注目を集めています。

そもそもふんどしショーツはどんなもの?

歴史をさかのぼると、室町時代に「手綱(たづな)」と呼ぶふんどしにあたるものが存在していました。江戸時代になると、ふんどしは一般庶民にまで広がり、男性の下着として定着していき、ちなみに、この時代の女性の下着は、ウエストの位置で紐を結ぶロング丈の巻きスカートのような「腰巻き」でした。

ふんどしが庶民の生活の中から消えていったのは、第二次世界大戦後。世の中全般が急速に欧米化していき、人々の衣食住のライフスタイルが欧米化したのに伴い、ふんどしはパンツに変わっていったのです。

同時に女性の腰巻きも、パンツに変わっていきました。ミニスカートが流行ると、体に密着した小さいパンツを合わせるようになり、どんどん体を覆う部分が小さくなっていきました。ピッタリとした小さなパンツは可愛いですが、基本的には機能性よりも見た目重視。素材はコットンよりも化学繊維が主流で、「健康」という視点は少し抜け落ちているのかもしれません。 女性のパンツが極限まで小さくなった現代で、少しずつ復活の兆しを見せているのが「ふんどし」です。

ふんどしは着脱も簡単で機能的、ゴムで締め付けないことで風通しも汗の吸収も良いので清潔。まさに人間の体の生理に合った快適な下着です。体にいいオーガニックなどが注目されるようになった今の時代、体に優しいふんどしを女性がつける発想があるのは当然のことでしょう。

 ふんどしショーツ のメリット

快適さと機能性の向上: ふんどしショーツは、通気性の高い生地と調節可能な紐で構成されており、日常の快適な着用をサポートします。伝統的なふんどしの締め付け感や不便さを解消し、適切なフィット感と自由な動きを提供します。また、繊細な部分をサポートするためのパッドやサポートテクノロジーも組み込まれており、男性の快適さを追求しています。

女性用ふんどしのメリットは、一般的なショーツとは違いゴムで体を締めつけないこと。ゴムが擦れることで起こるかゆみなどの肌トラブルや、そけい部のゴム跡・黒ずみに悩んでいる人にぴったりです。ほとんどの商品が通気性のよい布素材を用いているため、蒸れやかぶれの解消にも役立つでしょう。


レディースふんどしショーツ の選び方

形やデザインでを選ぶふんどし

女性用のふんどしは、ショーツに近い形の「もっこふんどし」と、T字型の「越中ふんどし」があり、。それぞれ、つけやすさや穿き心地などのメリットが異なるため、特徴を比べて自分に合ったものを選んでみましょう。

 初心者におすすめなのがもっこふんどしです。一般的なショーツに近い形をしているので抵抗感が少なく、穿きやすいでしょう。デザイン性の高いものが多い傾向で、ふんどしショーツ・ふんどしパンツ・ふんどしパンティなどという商品名で販売されているものもあります。


一方、越中ふんどしと異なり前垂れ部分がないため、解放感のある穿き心地が魅力。就寝時に着用したい人にぴったりです。

 

 

 素材で選ぶふんどし

女性用のふんどしには、主にコットン・リネン・シルク・化学繊維が使われています。肌触り・通気性・保温性などの特徴をふまえ、穿き心地のよいものを探してみてください。

コットンは通気性がよく汗や湿気をしっかり逃がすので、蒸れずに快適に穿けるのが強み。保温性にもすぐれているので、1年中快適に着用できます。ただし、何度も洗濯すると毛羽立ちやすいのが難点です。

リネンはサラッとした着心地で通気性がよく、汗をかいてもすぐに乾くので暑い時期でも快適。

そして、なめらかな肌触りを重視したい場合には、シルクがうってつけです。シルクはタンパク質でできていることから肌によくなじみ、気持ちよく穿けるのが特徴。ひんやりと涼しげな肌触りながら保温性もあるので、冬はあたたく、夏は涼しいので、シルクのふんどしショーツは一年を通して気持ちよく履くことができます。

 

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